AirPlayは、ワイヤレス転送する時に音質が劣化しないと言われている。
データ的には、転送前と転送後ではデータの質に違いはない。
しかし、iPhoneを有線で繋いだ時とAirPlayで繋いだで聴き比べてみると、なんとなく音質に違いが感じられる。
ワイヤレスで転送する時に
Apple Lossless「可逆圧縮」と呼ばれるものであり、転送前の圧縮されていないデータと転送後に展開されたデータが同じということだ。
なので、理論的にも音質は劣化しないということだ。
しかし、実際は再生する時に圧縮されたデータを解凍しないといけないので、そこでノイズが出て音質が悪化するという話を聞いたことがある。
クロックノイズが発生するとかジッターがどうのこうのとか、正直なところはよくわからない。
AirPlayでの転送は、圧縮 → 解凍という一手間がかかるので、そこでノイズが発生するというのもなんとなく納得できる説明だ。
AirPlayは、理論的には音質は劣化しないと言われているけど実際に聴いてみると確かに音質が低下している理由がそこにあるのかもしれない。

よって、より良い音質で聴きたい時は、AirPlayを使うのではなく、有線で繋げたり、DLNAで無線接続した方がいいという結論だ。